有楽町の「ハイ・エンドショー2011 東京」へ行ってきました。
震災のあった年ですから、中止もあり得るかなと思いましたが、とりあえず開催しました。
このとりあえず・・・は、交通会館12Fのダイヤモンドホールに上がると、いつものようにA/B/Cの部屋に別れて展示をしていましたが、例年複数のフロアに別れて開催するのが、今年は12Fだけでした。
加えて、”ハイ・エンド”という割には、リーズナブルな展示が多かったなと思いました。
ごく個人的に展示で最も面白かったのが、トライオード。
参考出品の純A級モノラルパワーアンプの迫力のある音と山崎社長の軽妙に語り口がとても良かった。
やはり、プレゼンは他人任せではなくて、商品への愛情と情熱のある人がやった方が良い。
言葉に魂がこもります。
けっこう人も入っていましたら、90分の長いプレゼンを来場者の方々も楽しんでいた気がします。
しかし、トライオードも立派なメーカーになったな。
と、改めて思いました。
その点では、Nモードを提供しているリリックの布村社長の商品への愛情と自信の言葉も良かった。
やはり、クリエイティブな作品を具現化するオーディオ装置のメーカーですから、こだわり抜いた装置や製品の開発、私たちへの提供をしていただきたいですね。
その中で分からないのが、
六本木工学研究所の隣で展示をされていた、小型スピーカー参考出品が個人的に理解できませんでした。
それは、もし彼らがビジネスとしてスピーカー開発をし、販売するのでしたら12cmとか13cm程度の小口径のスピーカーをフレームをダイキャストのブロック削り出しでエンクロージャー込みで数十万を考えているとの事。
小口径でそれだけの予算があれば、他に検討する競合スピーカーやメーカーは100以上、200以上軽くあるでしょう。
彼らのビジネスの勝算がどこにあるか理解できませんでした。
もちろん、ビジネスも趣味で儲けなど関係ないと言えば、話は別ですが・・・・
秋の展示あるいは来年は、もう少し経済が活性化して展示が賑わうと良いかなと思います。
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