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2010年10月31日日曜日

本日届いた、「PCオーディオfan」とデジタルオーディオ入門機としてのAppleTV旧モデル

Amazonのプレミアム会員になっています。
メリットは、
・早く届くこと
・バラバラで届いても送料の追加が無い事

この3年ほど、Amazon経由で書籍を購入する比率が圧倒的に増えました。
8:2位でAmazonで購入しています。
特に調べ物をしたい時に数冊単位で購入するときは、本屋のはしごがめんどくさいのと重くなるのでAmazon頼みになります。

今日届いた本が、PCオーディオのムック本の3冊目。
オーディオベーシック誌のムック本で発行は共同通信社です。
オーディオベーシックは、低迷する専門誌の間でも部数を伸ばしていそうな気がします。
まずは、企画が良いこと。
月刊化しないで無理をしないこと。
(所詮製品レビューと使いこなしがメインなのでネタが無くなります)
この「PCオーセィオfan」は出版してから3年余りでやっと3号目です。
一年間に出た製品やニュース、評価と日進月歩するデジタル・オーディオ、ネットワークオーディオの情報が凝縮されているので無駄なく情報の高密度化ができ、情報の寿命も長く書店にも数カ月置くことができます。
最近の私のお気に入りのオーディオ誌です。

画像、映像、サウンドは並列趣味的なところがあり、両方楽しんでいる人は意外と多いのではと思います。
私もその一人です。
アナログプレーヤー、レコードも持っていますが、今はほとんど聴いているのはシリコンディスクかハードディスクに収めた音源情報あるいはネットワーク経由です。
ただ、非圧縮なので限りなくCD生音あるいはそれ以上の音質が確保できる工夫はしています。
そんなヒントが書いてあるので、うれしい。

ただし私はあまりお金をかけないので、今はAppleTV経由です。
オーディオ装置に詳しい人であれば、、、
CPU、HDD、DAコンバータ、光、HDMI、アナログRCAの両方を確保していて、さらに有線LAN、無線LAN、ユーザーインターフェ言うのプログラム、ハイビジョン1080iの映像サポート、リモコンまで収まって36000円という装置などどこを探してもありません。

密かにめちゃくちゃお買い得なデジタルオーディオ入門機だと思っています。

2010年10月30日土曜日

カメラの趣味を再開して、初めての本格的なプリントです

今日は、RingCubeのプリントワークショップに出てきました。
PICTRICOというメーカーに参加していただいているワークショップです。
実は、カメラの趣味を再開して、カメラもプリンタも購入したものの、本格的にプリントしたことはありませんでした。
最大の理由は、プリントしたいほどの写真が撮影できていないこと。
今日は、朝からこの一年の写真を見ながら、どれがプリントするにふさわしいか探し、レタッチして何枚かの写真を用意しました。
でも、、、下手くそだな。
被写体への愛が感じられません。
ま・・・その話は後日として・・・

PICTRICOは三菱製紙の子会社で、写真用の用紙を専門に販売しています。
三菱製紙といえば、フィルム時代は「月光」という印画紙でずいぶんとお世話になりました。
富士フイルムの、ちょっと眠いような印画紙よりも、月光の漆黒の色がすきでした。
その三菱製紙が、「ピクトリコ・プロ」「月光」そしてファインアート紙と3種類のラインナップで、デジタル写真プリントのニーズに応えています。
フィルム時代も、フィルム、現像液、印画紙と様々な組み合わせがあり、そこに温度や増感、露光時間や覆い焼きなど技術やプロセスの調整により幅広い表現が可能でした。
デジタルカメラの時代になり、デジタルカメラとソフトウェアはもちろん、撮影技術、写真をデジタル加工するレタッチの技術、そしてプリンタの性能、インクの性能とバリエーション、加えて印刷する用紙でフィルム時代を凌駕する表現が暗室不要で可能になりました。
これは、歓迎すべき技術革新ですが、その分だけオーナーの知識、技術、応用力や経験が要求されることになり、良質な作品作りの苦労は相変わらず知的ゲームとしての余地を提供してくれるなと思います。

いくつか持って行った写真のうち、サンプル印刷にふさわしいのではと思う画像をPICTRICOの肩に選んでいただき、月光の「グリンラベル」ピクトリコ・プロのホワイトフィルムでプリントして違いを楽しみました。
しかし、ヘボな写真も大きなサイズで印刷をされると、それなりに見えるものですね。
ちょっと嬉しくなりました。

ちなみに、撮影した写真は、リコーのカメラではなくて、オリンパスのE-312mm〜60mmF2.8のズームレンズです。

早速、A4のフレームを購入したので飾ることに致します。

何だか、プリントする喜びに目覚めそうです。
プリントに耐える写真を撮影しなくては!!

2010年10月17日日曜日

「土と平和の祭典」in 日比谷公園

本日は、午後から日比谷公園で開催された、「土と平和の祭典」に行ってきました。
これは、大地に感謝する収穫祭 という事で、いつもは各地域で有機農業や農業による地域活性化やフェアトレードをしている人々が、10月中旬に集まって祝う収穫祭の様です。
大地を守る会やパルシステムなどメジャーなNPO、企業から個人で農業をされている方まで集合するという感じで、日比谷公園は如何にも「エコ」という感じの人々で埋まっていました。
まるで、都内のその分野の関係者が集まっている・・・そんな感じを受けます。

徹底したエコ意識があり、各出店店舗のテントの骨組みは、木を組み合わせて作ってあり、テントそのものも天然素材です。
普段は芝生の広場には竹で大きなピラミッド型のやぐらが組んであり、ジャングルジムのようになっており、小さな子どもが4〜5メートルあるてっぺんまで登っていました。

有機野菜やフェアトレードの品々を直売していたりしました。
価格は正直ピンからキリまでいろいろありました。
その中でもお米は比較的安い方かな・・・と、思いました。
むしろ、食べ物が高かったですね。
胚芽米や玄米のおにぎりが200円はちょっと高いかな。
1/3は寄付価格なのでしょうが、循環型社会を実現し、ある程度適正価格での消費を促進する上でも、市場価格+アルファ程度の価格で流通できないと、将来 アジア各国とのFTA締結後に農業面での競争力が大きく阻害される気がします。

鴨川自然王国や香取にあるミレニアムシティはそれぞれ一泊二日のツアーがある様なので行ってこようかなと思う。

2010年10月16日土曜日

マクロ写真に夢中になっていた頃・・・木原和人さんの思い出。

写真を止めたのは、26歳の終り頃。
それは、絵を描く事も同時に止めたから。
著述業や作家を目指していた自分の人生のけじめをつけた時です。
その後、独学でコンピュータやビジネスの勉強を始めて今に至っています。


一昨年位から、機材の進化に誘われるように、再びカメラを持ちました。
でも、最初に購入したオリンパスのE-300はほとんど使用しませんでした。
やっと、少し撮影する気分になったのは、09年のはじめ・・・
オリンパスのE-3を購入しました。
いたずらにカメラを購入するばかりで、気持ちを込めて撮影したいという被写体が見つかってません。
スナップに興味があるかと言われれば、カメラを持って街へ出ると撮影する。
写真はスナップになってしまう・・・というだけで取り立ててスナップ写真に対する興味があるわけではありません。


夢中になれる被写体。
愛することができる被写体。
結果として撮影したくなる被写体。
そんな対象を、悶々としながら探しているというところです。

20代になったばかりの時、遊びで写真を撮影し、現像をし、引き伸ばしをしていた私の写真観を見事に一瞬で打ち砕いてくれた人。
故木原和人さんです。
木原さんのNCブックスから出版された「接写のフルコース」を読みました。
その美しい写真と柔軟性のある自然への接し方。
新しい撮影スタイルとそこから生み出される美しい世界に一瞬にして引き込まれました。
正直、木原さんの描く美しい花の世界、マクロの世界は初めて見る世界でした。
マクロ撮影、接写撮影は言葉も知っているし、写真も見たことがある。
今までの写真は単なる拡大撮影で芸術性から遠い世界を感じていました。
しかし、木原和人さんの撮影する世界は美しさ、芸術性しか感じない世界でした。
早速ミノルタのマクロレンズ35mmを月賦で買い求めて(当時はミノルタのXDを使っていた)、
タムロンの90mmマクロレンズを使い猿真似ばかりをしていました。
マクロレンズは、私に新しい被写体と新鮮な世界を提供してくれました。
どのくらい夢中になっていたかというと、朝は4時過ぎに起きて、着替えて自分のフィールド(4kmくらい)を2時間くらい歩いて回ります。
薄暗いので常にブレとの戦いですから、一脚あるいは三脚は常に取り付けていました。
夕方、3時とか4時の斜光線の時間帯にまたフィールドを回ります。
それ以外の時間はアルバイトと絵を描いている。
そんな暮らしを数年ほどしていました。
(ま、下手くそでしたけど)
当時は千葉に住んでいたので、憧れの木原さんに会いたい・・・
と言う一心で、3回ほどお仕掛けに行きました。
恐らく、木原さんが亡くなる2年ほど前だと思います。

いろいろ自作もしました。
ストロボを改造して、接写の時にレンズに蹴られないようにしたり。
開放測光&自動絞りのできるベローズを探したり、
3倍、5倍の撮影ができるような機材に改造したり、
とにかく、新しい世界を撮影してみたい。
肉眼で見えない世界を可視化したい。
そんな思いでやっていたような気がします。
木原さんからスタートして当時の自然写真家の方々の写真展はほとんど観て歩き、写真家の方とお話をしました。
お会いしたことがあるのは、木原和人さん、栗林慧さん、海野和男さん、吉野信さん、今森光彦さん、伊沢正名さん、竹田津実さん、埴沙萠さん、佐々木崑さん、田中光常さんなどなど・・・

撮影している人に会い、撮影や作品のヒントを欲しいなとワサワサしていた時かも知れません。
今にしてみれば良い思い出です。

でも、今は自然写真にしてもマクロ写真にしてもそれほど心を沸き立たせてはくれません。
何か、もう少し違うものを求めているのだと思います。
写真でしかできない世界観があるように感じます。
その場にいて、一瞬を切り取るという写真としての本質を大切にしながらも、何か撮影者の想い、撮影される対象の瞬間を演出できるのではないか・・・と、思うこの頃です。
まだ、きっかけしか見えていない気がします。
まだまだ時間が掛かりそうです。

2010年10月10日日曜日

今日は、午後から快適ジョギングの日・・・

昨日は、雨で早朝ジョギングが出来なくて、ちょっとフラストレーションでした。
今朝も雨が降って、「あー・・・雨か、やだな」と思っていましたが、9時、10時と過ぎると空が明るくなって、スターバックスで本を読んでいたら、すっかり晴れあがった。

今日は、カメラ持って都内へ行こうかな・・・と、思ったけど急遽ジョギングに切り替え。
いつもよりも1.5倍程度長く走ろうかとね。

走っているのは、大宮公園ですがちょっと距離を伸ばして広場を走る。
この広場は、人工池もあり大きな広場があり、空も広くてとっても良い気持ちです。
大きな柳の木があり、人工池があって釣りをしている人がのどかです。

さて、終盤は自宅近くの芝生の公園。
光が柔らかくなってこちらもきれい。
あー・・・良い走りだった!!

2010年10月6日水曜日

「チェイサー」(韓国) また、やられてしまった・・・良質な韓国映画

過去、何度も韓国映画にやられてしまった・・・と、思ったことだろう。
特に、サイコミステリー系は邦画の安っぽさに比べて、リアル感、役者の迫真の演技、
緻密なストーリー展開や演出など、「こりゃ敵わんな」と思わされました。
そう感じさせる映画がまた1本。
「チェイサー」(追撃者)
「殺人の追憶」を観た時と同様の感動と徒労感を味わいました。
感動は、映画から受けるもの・・・
徒労感は、日本でここまでの作品を撮れる監督がどれくらいいるだろうか?
と、感じる事。















映画でもほとんど話題になることなく(日本人の見る目がない? それはあると思う)
私自身もWOWOWで知りました。
最近、WOWOWを通して知るインディーズや名画座系の作品が多くて、WOWOWの放送は役立っています。
これも、録画しておいて本当に良かったと思いました。

風俗の女性ばかりを襲う、連続殺人犯の話で、これだけ書くともうお終いまで分かった気分になるのですが、そんな生やさしいものではありません。
犯人は早々に分かるものの、失踪した女性を見つけるために走る主人公と警察との意識のすれ違い。
終盤で感じる不条理な展開には喪失感さえ覚えます。

骨太のミステリーや現代劇を希望する人にはぜひ見ていただきたい。
映像のリアル感は韓国映画のお得意なところで、目を覆いたくなるシーンもあります。
この映画、何気にカンヌ映画祭の特別招待作品に選ばれています。
キャスティングも力ある役者で構成していますが、監督がナ・ホンジンという長編では今回が2作目?
ポン・ジュノ(ほえる犬は噛まない殺人の追憶漢江の怪物など)の長編1作目を見て驚き、2作目の殺人の追憶を観て、韓国の若手は恐るべしと思いましたが、またまた次回作を注目すべき監督に出会えた気がします。

まだの方、そして大量出血に免疫のある方、最近の日本の草食系の男どもに辟易している骨太の男を見たい方々に文句なくお勧めします。