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2013年4月25日木曜日

4月21日 AV8801とパワーアンプ導入の日

4月21日の日曜日に、ホームシアターのシステムのコア装置である、AVアンプを入れ替えました。
今までは、AVプリとパワアンプが一緒になった一体型のAVアンプを使っていました。

今回、入れ替えるのはmarantzが新しく発売した、「AV8801」というAVプリアンプとオンキョーのマルチチャネルパワーアンプの「PA-MC5500」です。


今まで、パイオニアのLX83を使用していましたが、新旧交代となりました。
ドラマチックなサウンドの変化に期待です。

これを機会に一部のケーブルも入れ替えます。
ヨドバシカメラでオーディオテクニカのラインケーブルを3セット(1セット4,560円)に入れ替え。

LANケーブルをカテゴリ7にして、NetAudioのケーブルグレードも上げました。


フロントケーブルは、audio-technicaのArt-1000に。
サラウンドは、BELDENの8412の自作ケーブル等にします。
LANケーブルもYAMAHのネットワークプレーヤーNP2000とOPPOのBD95の接続ケブルは、Category7に変更。
RuterとHUBのケーブルも同様にCategory7に変更してノイズ耐性を強くします。
ラックから、BDレコーダー2台とネットワークディスクを取り出して、ケーブルも抜きました。
ラックの裏面ですが、ケーブルがね・・・
サラウンドアンプはケーブルがごちゃごちゃたくさんあるのが欠点かな。

ラックから取り出している間に運送屋さんが装置を届けてくれました。

ちなみに、7.1chサラウンドアンプで使用するケーブルは、私の場合・・・
HDMIの入力6本
HDMIの出力2本
プリアンプからパワーアンプへの入力7本。
スピーカー8本
スレクター用2本
光ケーブルが3本
アンテナ線 6本(地上波、BS チューナー2セット分)+α
LANケーブルが8本。
まだあるかも知れない。
合計すると、33本+α かな。

装置の背面です。

結局ケーブルだらけです。
どのケーブルがどこに接続されているか、
どのケーブルを使うか、、、
それなりに工夫はするのですが。

電源ケーブルも皆さんが一般的に使うものの倍の太さがあり、
ケーブルそれぞれがシールドと作りの関係でちょっと太めで、
それが30本以上もあるとスパゲティになってしまう。
 

はい、出来上がりました。
音場補正もして、今はSuper8を視聴しています。
右と左で違いが分かりますか?

ちなみに、左が今回の新しい装置が入ったシステム。
右が旧システムです。


2013年4月19日金曜日

誘惑に負けた・・・ (^-^;  MARANTZ AV-8801 プリアンプを購入!

あー・・・思えばこの数週間。
どれだけ悩んだだろう。
ホームシアターのサラウンドシステムのグレードアップを夢見ましたが、この数年間は各オーディオメーカーも手頃なハイエンドAVアンプを発売して来ませんでした。
景気低迷の煽りをもろに受けた感じです。

しかし、やってくれました D&Mホールディングスマランツから、AV-8801というプリアンプが出て来ました。


強力な32ビットDSPを3つも搭載して、年々高度になるサラウンドフォーマットに余裕で対応し、映像、音声ともに様々なフォーマットをサポートしています。


ハイレゾ音源も192khz/24bitにも対応。
加えて、各チャネル独立したディスクリートのプリアンプの回路を11.2ch装備。

シャーシもちゃちい薄板プレスパネルのボディなくて、厚くてがっしりした分割鋼板。
加えて、内部シャーシは銅メッキ処理と高級オーディオアンプと同じです。
トランスもトロイダイルを採用。

試聴をすると、30万円クラスの(これでも国産AVアンプではアッパーミドルレンジの価格帯)とは、描く世界が違う。
音が、まあるくなくて、それぞれきちんと分けられてる。
存在感のある環境音が背中をぞぞぞ・・・とさせます。

もちろん、上質な仕様の良い音のアンプは安くはない。
その軍資金で悩んでいましたが、本日の試聴の結果、エイヤ!!
で、アバックさんで買いました。
価格もけっこうがんばってもらいました。
ありがとう!!

日曜の午前中に到着です。
日曜日は、ホームシアター改造の日です。

2013年4月14日日曜日

サラウンドの話を少し・・・

 今日は、7.1chサラウンド評価用として、スティーブン・スピルバーグ監督の「Super8」のブルーレイディスクを購入。


 映画でも「迫力のサラウンド音響」とか、NHKなどが映画の放送をする時に、「この映画は5.1chサラウンドで放送しています」と伝えられるけど、サラウンドという言葉は、何となく分かったつもりになっているのかも。

5.1chとか7.1chとかって何?
なぜ、小数点が付いているの?
とか、この記号も不思議ではない? 

 音を一つのスピーカーから再生する事をモノラル再生と言う。
多少の奥行き感とか迫力はありますが、立体的な感じには聞こえない。
ステレオは、音を立体的にするために、右の音と左の音を左右のスピーカー
から再生して、立体感や奥行き感を出す方法で、2chステレオと言う。
2ch以外のステレオがあるのかと言われると、あったのです。(過去形)
かつて、オーディオ王国日本では、4chステレオというのがあり、
 音楽を聞いている人を囲むようにして、4つのスピーカーから音を出して、
コンサートホールにいるような再生を目指していたのだが、これは結局普及をしなかった。 
  映画もモノラルから始まり、次いで ステレオになり。
そして、ドルビー社が3chのドルビープロロジックという音響フォーマットを作った。
これは、前のステレオのスピーカー2つと対面するように、映画を見ている人の後ろにスピーカーを一つ配置して、役者のセリフとかメインの音以外の、周辺の環境音とか効果音をその追加した後ろのスピーカーから出した。
 この追加したスピーカーは、威力があり、今までは斜め後ろから飛んでくる飛行機は、左右のスピーカーから出る音だけだと、結局画面の前を横切るだけになる。
しかし、追加したスピーカーから後ろから近づいてくる飛行機の音が出て、自分の頭の上を通りすぎて画面に飛行機が現れる。
そんな感覚を映像と音響で可能にした。
 この頃から、一般家庭でもAVアンプ(オーディオ・ビジュアルアンプ)と言われる複数のスピーカーを接続して音が出せる装置を設置できるようになる。
3チャネルの音響に、不足しがちな低音を専門に担当するスピーカーを追加して、3+1で、3.1chと呼んだ。
 サラウンドは、その後どんどん進化して、セリフだけを専門に担当するセンタースピーカーが現れ、後方に設置されたスピーカーも左右に分かれて、フロントの左右のスピーカー、センタースピーカー、後方に設置するサラウンドの左右のスピーカー、そして低音用のサブウーファーを加えて、5.1chサラウンドのフォーマットが決まり、これがサラウンドのスタンダードになる。
サラウンド放送は、5.1ch。


 では、7.1chとは、サラウンドの左右のスピーカーは、映画を見ている人の少し後方に左右に広がって設置され、主にざわめきや環境音を担当しますが、その広い空間の間・・・つまり、人の後方の上に設置されて、全体の音の繋がりをスムーズにするために生まれました。
この増えたスピーカーは、サラウンドスピーカーのさらに後ろにある事から、サラウンドバックと言う。 

ただし、ほとんどの映画の音響デザインは5.1chで作られているので、加えたサラウンドバックはAVアンプが擬似的に作っている事になる。
今回、購入した「Super8」は、音響そのものが7.1chに対応している。




ちなみに、昨日購入したダークナイトは、あの迫力ある音響も5.1ch。

 
私の自宅のサラウンド環境は7.1chなのでそれをリアルに試してみたいと思った。
 映画を見ている人の周辺を囲むスピーカーが増えれば増えるほど、音のつながりはよくなり、自然になるという理屈のもとに、現在は家庭用のAVアンプで、11.2chまで設置できるようになる。
が・・・これは、かなり大きな部屋のスペースが必要。
言い換えれば、ちょっとした小さな劇場が自宅で可能。
自分の劇場を持てる時代になったと言う事かな。
良い時代だ。

2013年3月31日日曜日

新しいAVアンプの登場で悩む・・・

うちにあるAVアンプはパイオニアのLX83で、ほぼ3年落ちです。
現在のパイオニアの最新型は、LX86
変わらぬコンセプトの元で正常進化を続けるモデルです。
他社は、ともするとこのパイオニアのLXシリーズの後塵を浴びていた感もある。

そこに登場したのが、オーディオメーカーでは老舗のD&Mホールディングス配下の、marantzとDENONです。
marantzのAV-8801 AVプリアンプ。

DENONのAVR-4520 AVレシーバー。


DENONの新しいフラグシップAVレシーバー(ラジオも入るからそう呼ぶ)のAVR-4520
メーカーHPとかカタログでは、9.1chすべて独立したパワー・アンプ段と書かれるが、本当の特徴はDSPDAコンバーターを搭載したデジタル回路部分です。
映像では4Kに対応し、サラウンドフォーマットも最新のものをすべて搭載。
何より、通常は1チップのDSPで処理する演算処理を32ビットの3つのDSPで行う。
これはDENONも60万円以上のAVアンプに搭載していたかなり贅沢な回路です。
今回は、この回路を搭載しピュア・オーディオに匹敵する音質を実現できたとの事。

実は、このサラウンド部分のデジタル回路は、marantzが出したAVプリアンプのAV-8801と全く同じ・・・と言うよりも、共同開発した回路です。
AVR-4520AV-8801の回路の写真を掲載しますが、DSPが3機並んでいるところ。
右下のDACの部分で5つのDA素子が並んでいるところ(1素子あたり2chの処理)は、まったく同じです。

デジタル回路基板の下・・・つまり、フロントパネル側には、AVR-4520はパワーアンプの素子が9つ並び、AV-8801では高品質の素子を使ったプリアンプが11個並びます。

単独で開発をしたら、とても今回のような33万円と言う定価で収まらなかったとの事。
marantzのAV-8801は、定価が45万円でパワーアンプを搭載しないプリアンプですから、考えようによっては、AVR-4520はバーゲン価格なのかも知れません。
実際に秋葉原のアバック本店で視聴をしましたが、AV-8801のチャネルセパレーションの良さと以上に高いSNでリアルで存在感のある音が体を包みます。
AVR-4520も価格から考えるとなかなか悪くありません・・・が、少し補強を加えたほうが良いかもと言う印象でした。
ちょっと音がおとなしい?
という事で、久々のAVアンプの入れ替えにあたり、AVR4520にするか、AV-8801にするかで、馬鹿な事で悩んでいます。