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2011年8月21日日曜日

「マジェスティック」米国 2001年 

好きな映画は何本もあります。
その中で、この「マジェスティック」はかなり好きな映画です。
2001年公開で、もう10年以上が経ちました。
この映画には、第二次世界大戦後。
戦勝国であるアメリカ・・・でも、兵士が暮らしていた故郷。
そこに暮らす人々の心には戦死した息子や夫の冥福を祈りながら活気を失った町がある。
そこにマッカーシー旋風が吹き荒れる中、共産主義者として告発された映画の脚本家が、事故で記憶を失い、戦後の傷がまだ癒えない町へ流れ着く。
物語は、アメリカの負の部分を御伽話のような進行をします。

私がこの映画が好きなのは、
古き良きアメリカの田舎町の雰囲気。
ジム・キャリーの個性を抑えた、とても印象深い演技。
そして、シナリオの良さでしょうか。
私は、この映画でジム・キャリーという優れた俳優を見直しました。
100面相の表情の持ち主ではあり、映画のその手のコメディ映画の出演が多かったのですが、この映画以降、人間ドラマを演じるようになりました。

この映画の監督は、フランク・ダラボン。
「ショーシャンクの空に」や「グリーン・マイル」の脚本と監督を手がけています。
この映画の完成度の高さが妙に納得できました。

ちなみに、マット・デイモンが声で出演しています。
最後のシーンはとても感動します。

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